100冊の本を売る

 去年の年末に本棚を片付けてもらってから、半年経った。
その間本は増え続け、机は物が溢れ、そういう状態が心を
ふらふらと安定しない状態にしてた。



 そんな状態を打破すべく、大掃除を行った。手伝ってくれた
のは久しぶりに登場、Mさん。名前があったほうがいいので、
仮にちゅらさんとしておこう。理由は看護師だから。


 さて、大掃除の前になぜ仮名なのか? これに答えたい。
このブログも3年が経ち、訪問者数も年々激減しているが、
インターネットという広大な世界に一応門戸を開いている。
いつ、何時、自分がここに書いたことが狙われる材料になる
のか不安で仕方がないからだ。


 ネットの掲示板には、どこで誰が見つけるのか、間違った
発言や気にいらない発言があると、その発言を抜き取って
炎上させることが多々ある。いつもは傍観者として、それを
見ているのだが、これは怖い。叩かれても仕方のない発言
もあるが、そう皆で叩かなくてもいいだろうと思うのも多い。


 軽犯罪自慢、自分のプリクラ、特定の個人への意見など
など。こういったのはすぐに叩かれる。執拗なくらいに。有名人
だけが狙われるのなら、問題はない。だって、有名人ではな
いから。でも、普通の人が仲間内に見せている内容でも
そこに燃え広がる火種があるのなら、ガソリンが辺りに
撒かれているように、一瞬で炎は手をつけれないくらい燃える。


 ということで、あまり個人名を出さないでおこう。うん、それが
いい。



 話を戻すと、そのちゅらさんが掃除を手伝ってくれるという
ので、じゃあこれを機会に、自分の部屋とリビングを綺麗に
しようと一日かけて掃除をした。


 マットを干し、カーペットを洗い、そして私は本棚の整理に
取り掛かった。本はあればあるほどいいという考えを捨てて、
厳選した本達――もう一度読むかもしれないもの――に選別
に取り掛かった。


 読んでない本もこれを機に読んでしまおう。そうやって選ぶと
30冊は読んでない本があった。そして心を鬼にして、選んだ
結果100冊の本が売りに出されることになった。それは100冊
にあえて合わせた。



 この売れたお金で、私達の家の掃除を手伝ってくれたちゅらさん
にご飯をご馳走しようと思った。


 スーツケースに本を積め、向かったブックオフ。恥ずかしいという
感情が欠落してきている私でも、やっぱりガラガラ本を運ぶのは
恥ずかしかった。一人では諦めていただろう。


 待つこと5分。命というべき、私の心の琴線を一度は奮わせた
本たちの買取価格が出た。



 予想では1000円くらいか。これだと二人で飯を食べに行っても
500円以内で抑えなければならない。ちょっと育ち盛りの私達でも
500円では辛いものがある。


 結果1900円。


 「やったー! けっこう食べれるよ! 」


 そうやって喜べる金額だった。ラーメンを食べた。




 部屋は片付いた。気持ちも落ち着いた。金は替え玉で消えた。



 いい休日だ。





ふぃn

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