『第三回草津改め有馬素人漫才大会初戦敗退』

島根「どうも~、島根と鳥取で漫才やらしてもらってます。
   ウェルカムズです。皆さんよろしゅうね」

鳥取「こら!お客さんに失礼やろ!よろしくお願いしま
   -す」

島根「3度目の正直ということで、1回目から出場させて
   もらってますが、今だに一回戦抜けることできませ
   ん。もうお客さん、努力賞ということで、何とか1回戦
   抜けさせてください」

鳥取「おいおい、いきなり客頼みはいかんでしょ。あんた。
   でも3回目なんですね。前回は草津でやってたんですが
   今回から場所代わりまして、有馬でしょ。有馬言うたら
   関西きっての温泉の町。僕なんか温泉巡りとか
   好きでしょ。有馬温泉の他にも色々全国歩き回って
   ますよ」

島根「君がそんなに温泉好きなんて知らなかったわ。まぁ
   確かに『玄武の湯』、『長寿の湯』とかそんな名前見る
   と疲れも吹っ飛びそうやな」

鳥取「伝説の名前とか、その土地の昔の呼び名とかあり
    ますし、そういった名前を見てゆったりと湯に浸かる。
    それも僕が温泉を愛してやまない理由です」

島根「でもあれ、横文字ないやろ!?かっこいい、しびれる
    ような温泉の名前付けたら、温泉行かんような人らも
    来るんじゃないか?」

鳥取「横文字?なんかあんまりイメージできひんな。例えば
    どういうの? 」

島根「そやなぁ~、『ATSUSHIの湯』なんかどうや? 」

鳥取「何の湯? 」

島根「今を時めくエグザイルのATSUSHIやないかい。フアン
   なんか小さい地方都市に匹敵するくらいおるで。そいつら
   がこぞって押し寄せるやろ 」

鳥取「ボーカルの名前付けたくらいで人が来るかい!しかも
    横文字って、ローマ字に直しただけやないかい」

島根「いやいや、まぁこれは序の口や。じゃあ、外資系コンサル
    でバリバリ働く人向けの温泉で「スティーブン ジョブ湯」な
    んかどうや? 」


鳥取「何でその名前が惹きつけるねん」

島根「今の人は皆、アイフオンやアイパツドとかでネツトやっとる
   やろ?情報化社会やからそういうのは不可欠や。だったら
   マツクの伝説的な創始者ジヨブズ氏の名前出しといたら
   おしゃれやないかい 」

鳥取「そんな単純なわけあるかい !それに島根。別に横文字
   やからって全部が全部フアンみたいに、小文字を大きくしな
   くていいんやで。もう読みづらくてかなわんわ! 」

島根「読みづらいって、俺ら漫才しとるんちゃうんかい。何を
   言うてんねん、お前は」


鳥取「わかった、わかった。それでそのジョブズに憧れる人が
    来る温泉はどんなもんや ?来ても普通の温泉やったら
    すぐに情報流されて誰も来んくなるで」


島根「そりゃそうや。だから、その温泉はまず無線ランが飛んで
   いてネット接続が出来る」

鳥取「ほう、そりゃいいかもね。ゆっくり風呂に入りながらネット
    できたらええかもしれんな 」

島根「それで、アイパッドの巨大なやつを露天風呂の前に置いて
    こう手でスライドさせたり出来る 」

鳥取「ほうほう」

島根「ただ、機械は熱とか水に弱いから、まず温泉を取っ払う」

鳥取「えええええ?」

島根「湯に浸かったら壊れてしまうやないかい。だから必然的に
   足だけ浸けれる温泉になる。テーブルもいるわ」

鳥取「足湯になってもうてるやん」

島根「ネットとかやるんやったら、コーヒーも飲まなあかんな。リラックス
    して、自動販売機も置こう。裸でコーヒーも恥ずかしいから、服は
    着ろうか そして各々好きなだけジョブ湯で温泉を楽しむ」


鳥取「全然温泉やないやん。しかもジョブズらしさ一個も出てきてないし」

島根「バカ、まだ続きや。コーヒー飲んでネットやっとったら腹も空く
    やろ。そしたらハンバーガーでも頼もうか。ハッピーセットも
    あって小さい子供を持つ家族連れもワイワイ楽しめる。それ    
    で言うわな。『あーやっぱり、ジョブ湯があるマックは楽しいわ
    ~』ってな。ジョブズ→アップルの共同設立者→アップルの商品
    と言えば、マッキントッシュ。略してマック。マックはマクドナルド
    のことや!どうや! これで繋がったやろ! 」

鳥取「島根君、島根君、関西はマクド言ってる土地やで。いきなりマック
    言われてキョトーンしてるで、皆さん」

島根「すいません、湯あたりして勘違いしてましたわ。ほな今から
    マクド行って、宣伝のお礼にハンバーガー食べてきますわ」


鳥取「宣伝やったんかい!えらいわかりづらい宣伝やったな」

鳥取・島根「ありがとうございました」






ふぃn


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